2019年に新規投資として選んだのは、ヤマハ発動機(7272)です。
同社は、二輪車販売で世界第2位、船外機や水上オートバイ(ウォータービークル)では世界首位、さらには半導体製造装置(チップマウンター)市場でも第2位を誇る、多角的な事業構造を持っています。
当時の判断軸は二つ。一つは配当利回り4%、PBR1倍割れという割安感。もう一つは、ドローン事業などによる今後の収益増への成長期待です。
しかし、購入した翌期には減配という形で一度躓きました。その後は増配基調に戻り安心していた矢先、2025年度の決算は減益予想となりました。現在は、この減益予想を受けて、今後の動向を慎重に見極めているところです。


