2013年の挑戦:不人気だった商社株への投資戦略

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2013年に入り、前年に投資した銘柄から配当金を受け取れるようになりましたが、少額投資だったため、その配当はまだ微々たるものです。しかし、インカムゲインの喜びを感じ、配当再投資の力を信じて投資を継続しました。

次の投資対象として目をつけたのが商社株です。

当時の商社株は配当利回り4%前後と高水準でしたが、市場での人気は非常に低い状態でした。その理由として、事業が「カップラーメンからミサイルまで」と言われるほど多岐にわたり、個人投資家にとっては事業構造の理解が難しかったことが挙げられます。

しかし、私は以下の点に着目し、投資を決定しました。

直近の決算が悪くない:資源価格の低迷を乗り越え、非資源分野での収益が着実に上がっていた。

配当の魅力:利回り4%以上という高いインカムゲイン。

何よりの魅力:PBR(株価純資産倍率)が1倍を割れるという、極めて割安な水準だった。

これらの根拠に基づき、伊藤忠商事(8001)三井物産(8031)住友商事(8053)の3銘柄を購入しました。

なぜ全社買えなかったのか?
今振り返ると、「あれ?三菱商事と丸紅はなぜ買わなかったのだろう?」と不思議に思いますが、答えはシンプル。お財布事情、つまり投資資金の分散を優先したためです。もし全社に投資できていれば…と思うと少し残念です(笑)。

そして訪れた追い風
その後、世界的な著名投資家であるウォーレン・バフェット氏が日本の五大商社株を購入したというニュースが流れました。

バフェット氏の着眼点は、まさに私の投資根拠と同じく、「事業の多角性」「潤沢なキャッシュ」「そしてPBRの割安さ」だったと確信しています。私たちの投資判断が、世界的なプロの判断と一致したことは、本当に大きな自信につながりました。

バフェットさん、私たちの商社株の価値を見出してくれて、本当にありがとうございます!

最後に、個人投資家でも手が届きやすいよう、伊藤忠商事さん、ぼちぼち株式分割しませんか?(切実な願いです🙏)