配当に「目がくらんだ」結果…。アステラス製薬(4503)の減益決算でも「増配継続」は希望か?

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今回、増配基調と4%を超える高配当利回りに魅力を感じ、アステラス製薬(4503)への投資を決めました。

同社は2005年4月に山之内製薬と藤沢薬品工業が合併して誕生した、医療用医薬品を主軸とするグローバル製薬企業です。

2023年の4月頃から株価は下落基調にありましたが、「そろそろ底を打ったか」と判断し、購入をスタートしました。しかし、購入直後の決算で大幅な減益に見舞われ、「また失敗か」と正直焦りました。

それでも、業績が厳しい中、増配を継続するという姿勢は、株主還元に対する強い意思の表れとして、本当に素晴らしいの一言です。

ただし、一株利益(EPS)を上回る配当水準は長期的に好ましくありません。現在、2026年第1四半期は好調なスタートを切れたため、この勢いを保ち、今期予定されている増益を達成(または上回る)ことで、配当の裏付けとなる確固たる業績回復を果たしてくれることを期待しています。