東京エレクトロンでの成功に手応えを感じ、次に投資対象としたのが、同じ半導体製造装置関連の東京精密(7729)です。
同社は、半導体の生産に不可欠な製造装置と、「測る」技術を追求した精密計測機器の開発・製造を手がけています。当時も配当利回りは4%と高水準でしたが、東京エレクトロンに続くこの投資で、私は「バリュー株」から「グロース株」へと投資の軸が移行しているのを自覚しました。正直に言えば、成功体験からくる株価の上昇志向に取り憑かれていたのかもしれません。
結果は再び良好で、現在も株価・配当ともに2倍の水準となっており、半導体関連株の強さを改めて実感しています。


