日経平均2万円突破!インデックスの成功とJT(2914)への「割り切り」投資

タバコ、喫煙、禁煙 ブログ

2015年、ついに日経平均株価が2万円の大台に到達しました。

当初の目論見通り、インデックスファンドは購入金額の倍になりましたが、いかんせん初期の投資額が少なかったため、「少し増えたな」という程度の実感に留まりました。この経験から、やはり個別株投資による資金効率の追求も重要だと再認識しました。

~安定性と高配当に賭けたJT投資~
この年、私が投資対象として選んだのが日本たばこ産業、JT(2914)です。

JTは日経平均採用銘柄であり、以下の通りリスクとリターンが明確に分かれる、判断が難しい銘柄でした。

ポジティブ要素(魅力)

◆倒産リスクが極めて低い、事業基盤の安定性。

◆3%後半という圧倒的な高配当利回り。

ネガティブ要素(懸念):

◆年々国内のたばこ売上が減少しており、今後の成長期待は望めない。

◆当期純利益のほとんどが配当金に充てられており、利益の再投資による成長が見込みにくい。

成長は期待できないものの、この高すぎる配当利回りに目がくらみ、「キャピタルゲインは期待せず、高配当による安定したインカムゲインに特化する」という割り切った戦略で、投資をスタートさせました。

このJTへの投資は、「資産のディフェンシブな守り」「インカムゲインの最大化」を両立させるための、重要なポートフォリオ戦略の一環となりました。