投資を再開して3年目を迎える頃、ポートフォリオの土台が固まったことで、私は日経平均採用銘柄(225銘柄)以外にも投資対象を広げたいという意欲が湧いてきました。
そんな時、テレビの経済番組でアリアケジャパン(2815)が特集されているのを観ました。
ラーメンチェーン店のスープを、独自の技術で寸分たがわず味を再現するその光景は、まさに職人技であり、「これは凄い会社だ」と強烈に印象に残りました。私はすぐにこの会社に注目しました。
~独自の技術力と堅実な財務~
私が投資を決断した根拠は、その技術力だけでなく、堅実なファンダメンタルズにあります。
直近の決算書を確認し、財務健全性に問題がないと判断。
さらに、配当利回り3%強を確保しており、高配当バリュー戦略の基準も満たしていました。
「唯一無二の技術力」と「安定した株主還元」という二つの魅力を併せ持ったアリアケジャパンは、分散投資の新たな柱として理想的であり、即座に投資を決定しました。
日経平均の枠を超え、自ら企業の本質的な価値を見抜いて投資できたことは、投資家として大きな成長を感じられた瞬間でした。


