ポートフォリオに業種の偏りが出ないよう意識し、次に探し当てたのがHOYA(7741)です。
多くの人が抱く「メガネのレンズやコンタクトレンズを製造している会社」というイメージは、当時の私も同様でした。しかし、会社のホームページを詳しく確認したところ、その事業内容の多角性と技術力に、「これは凄い会社だ」と感銘を受け、即座に投資を決断しました。
HOYAは、単なるレンズメーカーではなく、メディカル(内視鏡や眼内レンズ)やIT(半導体製造用のフォトマスクブランクス、ハードディスク用ガラス基板)といった高付加価値なグローバルニッチ市場で、圧倒的な技術力を持っています。この高い参入障壁と収益の安定性が、私の投資判断の決め手となりました。
~10年保有で迎えた大化け~
そして、このHOYA株は、私にとって記念すべき**人生初のテンバガー(10倍株)**を達成してくれました!
投資から10年間という長い期間、辛抱強く保有し続けた結果、これほどまでに資産が大化けすることもあるのだと、長期投資の破壊的な力を身をもって経験しました。


