〔株式投資の用語〕PERとは？

Price株価 Earning利益 Ratio比率の略で、「株価収益率」と表される金融指標です。

1株あたりの収益率を示す数値のことになり、会社が稼ぐ利益から見て、株価が割安であるか割高であるかを判断するのに用います。

株価が1株あたり純利益の何倍で買われているかを見ます。

株は安いときに買って、高いときに売れば利益がでるので、割安な株を見つけたいですよね。

例えばA社とB社で数字を入れてみると

A社　　　株価2,000円 ÷1株あたり純利益100円＝PERは20倍

B社　　　株価2,000円÷1株あたり純利益200円＝PERは10倍

A社は投資したお金が20年で、B社は10年で回収できることになります。

同じ株価でもB社のほうが割安といえます。

ただし、株価上昇への期待が高い企業には、割高でも株を購入する投資家がいるので、PERが高くなったり、業種によっても高い業種と低い業種があり、その場合の企業比較は同業種間で行うのが良いなど、PERの高い理由、低い理由を確認することが大切です。

一般的に日本の企業の平均PERは15倍程度といわれているので、それより高ければ割高、低ければ割安の株式として目安にしておきましょう。

まだまだ株式投資の用語はたくさんあるので、これから一つずつ勉強していきましょう。