長年にわたり住友商事の株式を保有されている皆さま、そして私自身も、本日の株価には心から驚き、そして感動しています!
️本日、ついに住友商事(8053)の株価が5,000円の大台を突破し、上場来高値を更新しました。
2013年からお付き合いを始め、当時1,100円で購入を始めた私にとって、この4倍以上の株価上昇は、まさに感慨深いものがあります。
振り返る「商社株冬の時代」から現在まで
購入当初を振り返ると、住友商事は安定した配当利回りが魅力だったものの、他の商社株と比べて株価の上昇や増配の面では見劣りする印象もあり、「あまり気に留めていなかった」というのが正直なところでした。
しかし、水面下では着実に収益基盤の強化、事業ポートフォリオの入れ替えが進んでいた結果、資源価格の高騰という大きな追い風も乗りこなし、ここ数年の商社株ブームの中で見事なパフォーマンスを見せてくれました。
驚きの高値でも、まだ魅力的?健全な投資指標

上場来高値を付けたにもかかわらず、現在の住友商事の投資指標は、驚くほど健全で魅力的です。
- PER(株価収益率): 10倍程度
- PBR(株価純資産倍率): 1.2倍程度
- ROE(自己資本利益率): 12%程度
この水準は、利益や純資産に対して株価が過熱しすぎているわけではないことを示しています。特に、ROE 12%という資本効率の良さが、PBR1倍超えをしっかり支えています。
また、チャートの形も急騰ではなく緩やかな上昇を描いており、投機的な動きではなく、業績に裏打ちされた健全な上昇であることがうかがえ、非常にいいですね。
残された大きな期待材料!自社株買いのインパクト

先日の中間決算で配当が据え置きとなったのは少し残念でしたが、株主還元の余力はまだ残っています。
それは、強力な自社株買いです。
上限まであと350億円ほどの枠が残されており、これが実行されることは、市場の株式数を減らし、一株当たりの価値を押し上げる強力なサポート要因となります。この自社株買いの期待感も、今の株価を押し上げている大きな要因の一つと言えるでしょう。
まとめ

長年の保有は、時に忍耐が必要ですが、住友商事はその忍耐に報いる形で、力強い成長を見せてくれました。引き続き、事業構造の変化と積極的な株主還元策に期待し、今後の展開を楽しみにしたいと思います!


