💥 日銀ETF売却開始で日経平均800円急落!なぜ今?「100年売却」の意味を解説

株価下落 ブログ

日銀サプライズに市場震撼! 2025年9月19日、日本銀行が保有するETF(上場投資信託)の市場への売却開始を突如発表しました。

これを受け、日経平均株価は一時800円を超える大幅下落となりました。ETFに馴染みのない方にとっては、「何が起きたのか?」「今後どうなるのか?」と、大きな心配や疑問を感じるニュースかもしれません。

異次元緩和の「出口戦略」がついに始動
そもそもこのETF買い入れは、2013年4月から始まった「異次元緩和」の一環として、デフレ脱却を目指して行われてきました。しかし、現在はデフレを脱却しインフレ状態にあるため、市場では日銀の「出口戦略」がいつ始まるのか、注目が集まっていました。

なぜ800円も下がったのか?
下落の主な原因は、日銀という「巨大な安定買い手」が市場からいなくなることへの需給の悪化懸念、そして金融政策の不透明感です。

鍵は「最大100年」という期間
しかも、その売却にかかる期間は「最大100年」という途方もない超長期計画です。

この100年という期間は、市場への衝撃を極限まで抑えるという日銀の強い配慮の表れです。短期間で売却すれば株価は暴落しますが、超長期化することで実質的な市場への影響は限定的になり、投資家への心理的な安心感を与える狙いがあると言えます。

今回の発表は、金融政策の大きな転換点ですが、長期投資家にとっては冷静に見極めるべきニュースだと言えるでしょう。